この記事を読めば1人が好きな人の特徴とその裏にある心理、そして「なんとなく気になってたけど誰も教えてくれなかった」部分まで一気にわかると思います。
周りに1人好きな人がいてちょっと理解できずに悩んでる方も、自分自身が1人好きすぎて「これって普通なのかな」って不安になってる方も、たぶんこの記事は自分のために書かれてるって感じてもらえるんじゃないかなと。
正直、調べてる途中で「え、そうだったの」って驚いた発見もいくつかあったので、そのあたりも含めて書いていきますね。
1人が好きな人=内向的?思ったより単純じゃなかった
最初にお伝えしたいのがこの記事を書くにあたって一番驚いたことです。実は「1人が好き」と「内向的」って、心理学的には別軸の話だったんですよね。
内向性より効いてるのは自律性
2022年にPLOS ONEに発表された研究があるんですけど、内向性そのものは1人でいることへの選好や動機をあまり予測しないという結果が出てるんです。
代わりに強く関わっていたのが「ディスポジショナル・オートノミー」。外の圧力じゃなく自分の価値観で行動する傾向の強さでした。
ちょっと難しい言葉ですけど、要するに「人からどう見られるか」より「自分がどう感じるか」を優先できる人ほど、1人時間を心地よく過ごせるっていうことなんですよね。
自分の見立てとしてはこの違いが結構大事だなと思っています。
内向的だから1人が好きって決めつけると、実は外向的なのに1人時間をすごく大切にしている人の存在を見落としちゃうので。
「内向的=1人好き」という思い込みは少なくとも心理学の研究レベルでは正確じゃないというのが今回一番深堀りしたかった部分です。
なんか、意外と多かった
ちなみに単独行動を好む人の割合、ある調査だと4割近くという数字が出てるんです。少ないでしょ、と思ってたんですが……予想以上に多かったです。
1人が好きな人に共通する行動パターン
心理の話ばかりだと抽象的になりがちなので、ここからは実際の行動面での特徴を見ていきますね。
何かに没頭してる時間が長い
1人が好きな人は本や勉強、創作活動などに没頭できる趣味を持っているケースが多いといわれています。
没頭してる間は孤独とか寂しさをほとんど感じないので、逆にその時間を邪魔されることのほうが嫌だっていう人、けっこう多い気がします。
私も似たタイプなので、これはめちゃくちゃ共感しました。
時間の使い方に妙にこだわりがある
1人が好きな人は自分の時間をとても大切にしていて、時間のムダを嫌う傾向があるんですね。
したいこと、乗りたいアトラクション、行きたいお店。全部先に決まってる。相手のペースに合わせるより、自分の予定を軸に動くタイプが多いようです。
他人に頼るのが苦手
誰かにノートを借りたり、ちょっとした相談を持ちかけたり。そういう小さな依存すらしにくい人が多いのも特徴です。
少し寂しく見えるかもしれませんが、本人としては誰かに頼ること自体をあまり快く感じないみたいなんですよね。
実は「1人が好き」には3つの正体があるという考察
ここが今回一番深く調べたところで、正直これを知らないまま「私は1人が好きだから」で終わらせるのはちょっと危ないかもと感じました。
タイプ① 本当に自立してるタイプ
一人の時間からきちんとエネルギーを得ているタイプです。
Nguyen,Weinstein&Ryan(2022年、ロチェスター大学)の研究では自分で選んだ孤独はメンタルヘルスにポジティブな影響を与えることが示されています。
このタイプは1人時間を楽しみつつ、必要なときには人と深く繋がれるのが特徴で、「一人も好き、誰かといるのも好き」という両方の選択肢を持っている状態なんですよね。
タイプ② 実は防衛としての孤立
過去の恋愛や人間関係で傷ついた経験から、無意識に距離を取ってしまうパターンです。
ヴァイラントの防衛機制の分類でいう「隔離」。感情を切り離して自分を守る仕組みがこれに近いと言われています。
「1人が好き」と言いながら、実際には「1人でいるほうが安全」と感じているケース。好きと安全は違うんだよなというのがここでの気づきでした。
タイプ③ 愛着スタイルの回避型
成人の愛着スタイルには安定型、不安型、回避型、恐れ回避型の4つがあるとされていて、「1人が好き」と最も言いやすいのが回避型です。
自分の感情を抑え込むのが得意で誰かに頼ることを弱さだと感じやすいタイプですね。
ただ、ここがちょっと面白いところで回避型の人でも生理反応レベルでは親密さへの欲求を示していたそうなんです。
言葉では「いらない」って言っても、心拍とか皮膚電気反応は「欲しい」と反応していたっていう。頭と体が食い違ってるってことですよね。
正直、ここまで細かく検証したわけじゃないんですが、この3タイプの話を知ってから「1人が好き」って一言でまとめるのはちょっと乱暴だったなと反省しました。
あくまで仮説の域を出ない部分もあるので、断定はできませんが参考にはなるかなと。
一人が好きだけど寂しくなるのは矛盾じゃない
「一人が好きなのに、たまに寂しい」は普通のこと
1人が好きな人でも友達の結婚報告を見て複雑な気持ちになったり、夜中にふと静けさが重く感じたりすることがあると言われています。
これは矛盾じゃなくて、人間の感情がそもそも一枚岩じゃないから起きる自然な反応なんだろうなと思います。
孤独感とは別物
大事なのは1人が好きということと孤独を感じているということは別物だという点です。
むしろ1人時間があることで満足度が上がったり、ストレスが下がったりするというレビュー研究の報告もあります。
友達がいないから1人でいるわけじゃなくて選択的に少数の親友関係を大切にするタイプが多いというのも、この記事を書いていて印象深かった部分ですね。
まとめ
- 1人が好きな人=内向的というのは心理学的には正確じゃなくて、本当に効いてるのは自律性の高さかもしれない
- 何かに没頭できる時間を持っていて、時間の使い方にこだわりが強い
- 誰かに頼ることが苦手で他人への依存を避けやすい傾向がある
- 「1人が好き」には自立型、防衛としての孤立、愛着スタイルの回避型という3つの正体があるかもしれない(あくまで一つの見方として)
- 1人が好きなのに寂しくなるのは矛盾じゃなく、自然な感情の揺れとして捉えて大丈夫そう
コメント