この記事では、大相撲の元大関・貴景勝（現湊川親方）を支え続けた母親・佐藤純子さんの知られざる素顔に迫ります。
息子の教育に情熱を注ぎ、当初は東大進学を望んでいた純子さんですが、相撲の道を選んだ息子の夢を全力でサポート。毎日1キロの肉を買い、月30万円もの食費をかけて息子の体作りを支えた献身的な母親の姿が明らかになります。
美貌の持ち主として注目を集め、様々な噂が飛び交った純子さんですが実は控えめな性格で、息子の相撲を2階最上部の自由席でそっと見守る母親らしい一面も。東大卒という噂や韓国人説など、これまで語られてきた情報の真相についても、確かな情報とともに紹介していきます。
2024年11月に引退し、湊川親方として新たな人生を歩み始めた息子を今も変わらぬ愛情で支え続ける純子さん。この記事を読めば、相撲界きっての美人母として知られる純子さんの素顔と、母と息子の心温まる絆を知ることができます。
貴景勝の母親と東大の関係
貴景勝（現湊川親方）のお母さんである佐藤純子さんについて、東京大学卒業という噂が広がっているんですが、実はこれは事実とは違うようなんです。
この誤解が生まれたのは、純子さんが息子さんに東大に進学してほしいという願いを持っていたことがきっかけだったみたいですね。
実は純子さんの出身大学については、今でも明らかになっていないんです。純子さんご自身も学歴にはそれほどこだわりがないようで、どの大学を卒業されたのかについては特にお話しされていないんですよ。
教育熱心な母親としての純子さん
純子さんは、貴景勝が生まれる前から子どもの教育にとても熱心だったそうです。息子さんの教育に関して、以下のような素晴らしい取り組みを行っていました。
- 2歳からフラッシュカードで計算力を養成
- 7つの幼児教育の塾を同時に通わせる
- 名門私立の仁川学院小学校へ入学
- 3つの学習塾での勉強
- 深夜1時頃まで直接指導
純子さんは教育に対する思いをこんな素敵な言葉で語ってくれています。
いつも何かのサインは出しており、それを見逃さないようにする。子供をちゃんと見ていると、向いていること、向いていないことが見えてくる。親がそれに気づき、得意な分野に集中させる環境を作ってあげる。そうしないと何もかも中途半端になってしまうと思います
貴景勝の進路に対する純子さんの思い
最初のころ、純子さんは貴景勝に高い学歴の道を期待していたんですよね。兵庫県西宮市の名門校である灘中学校・高等学校に通わせて、最終的には東京大学に進学させたいという夢を持っていたようです。
貴景勝のお父さんである一哉さんがとても興味深いお話をしてくれました。
近所に灘中があるので、灘中、灘高、東大に行かそうと思って、勉強はかなりさせました。家内が教えていて、毎晩深夜1時ごろまでやっていましたね
でも、貴景勝本人は相撲の道に強い思いを持っていたんです。純子さんは最後には息子の夢を応援する決断をして、相撲の強豪校として知られる報徳学園中学校への進学を認めることになりました。
純子さんの人物像
純子さんは1967年生まれ。現在で58歳57歳を迎えています。兵庫県芦屋市の高級住宅街ですくすくと育ち、今は専業主婦として毎日を過ごしています。
そうそう、純子さんといえば美貌の持ち主として有名なんです。メディアに登場すると「女優かモデルみたいな超美人」「さすが芦屋の奥様」なんて声が上がるほど。その際立つ美しさから、韓国人なのでは？なんて噂も飛び交ったことがありますがそれは誤った情報でした。
純子さんの性格は控えめでメディアの前に出ることをあまり好まないようです。息子の相撲を応援しに行くときも、2階最上部の自由席でそっと見守るなど、目立たないようにしているんですよ。
貴景勝の相撲人生と純子さんのサポート
最初は反対していた息子の相撲の道。でも、いったん受け入れてからの純子さんの応援ぶりには胸が熱くなります。
体作りのために毎日1キロもの肉を買って、せっせと料理を作る日々。食費は月に30万円にまで膨れ上がったそうです。これって、すごい金額ですよね。
さらに驚きなのが尼崎の相撲道場まで毎日往復1時間以上かけての送り迎え。大阪での合同稽古がある時は、そこまで送って行くこともあったんです。母親の愛情って、本当にすごいなと感じます。
食事の面でも苦労は絶えなかったようです。もともと食べることにあまり興味がなかった貴景勝に、体を大きくするための食事を取らせるのは大変だったとか。
「口に放り込んでくれ」という息子の言葉に応えて、時には無理やり食べさせることもあったそうです。
貴景勝の成功と純子さんの思い
貴景勝は2018年11月の九州場所で初優勝を果たし、2019年3月場所後に大関へと昇進しました。この素晴らしい成功に対し、純子さんはこんな言葉を残しています。
私の子供が大関になるとは夢にも思っていませんでした
純子さんの母親らしい一面が垣間見えるエピソードもあります。息子の相撲を見る時には、とても心配性な表情を浮かべるそうです。
取組で頭から当たったりすると、『今すぐ脳神経科に行って！』って叫びたくなります
貴景勝の引退と湊川親方としての新たな人生
2024年11月、貴景勝は28歳1か月という若さで現役生活に終止符を打ちました。引退後は年寄・湊川を襲名し、常盤山部屋の部屋付き親方として新たなスタートを切ることになったのです。
湊川親方（元貴景勝）はその後の予定についてこう語っています。
10月。9月場所後に、やらせていただこうと思っている
引退後の湊川親方の姿は驚くほど印象が変わったようです。人気芸人との2ショット写真がSNSで話題になり、多くの人々が「貴景勝さんの柔和な顔」と感心していました。私個人としても、その穏やかな表情に心が温かくなりましたね。
大相撲九州場所、七日目見終わりました！
— ミルクボーイ内海 (@uttakaga) November 16, 2024
一日一日！一番一番！
湊川親方の解説は素晴らしかったですね！
実は昨日、帰りに呼び出しさんが話してくれて、親方に写真をお願いしてしまいました！
ずるすぎるよね、ごめんね！
めちゃくちゃ優しかったです！
ありがとうございました！ pic.twitter.com/VkH60mbima
純子さんにとって息子の引退は複雑な感情が入り混じる出来事だったはずです。長年にわたって息子の相撲人生を支え続けてきた母親として、どこか安堵の気持ちもあったのかもしれません。
純子さんを巡る様々な噂
純子さんの美しさが注目を集め、さまざまな噂が広がりました。けれども、そうした噂の多くは事実とは異なっているようです。
- ホステス経験があるという噂。事実ではありません
- グラビアモデルをしていたという噂。事実ではありません
- 韓国人であるという噂。事実ではありません
- 元CAであるという噂。確認できていません
こういった噂は純子さんの際立つ美しさと凛とした和服姿の写真がきっかけとなって生まれたものだと考えられます。
相撲界で「美人すぎる」と話題、「貴景勝の母でございます」https://t.co/eAmXq8APxK #sumo
— nankoro (@sumo_seven) July 3, 2019
貴景勝（22歳)の母・佐藤純子さん（52歳) pic.twitter.com/ivGSDIGV6w
純子さんの現在
純子さんは今も専業主婦として充実した日々を過ごしています。貴景勝（湊川親方）とはLINEを通じて頻繁にコミュニケーションを取っているそうです。
とは言っても、純子さんは息子に余計な負担をかけないよう気を配り、「相撲頑張れ」といった言葉は控えめにして、「今日は○○さんが応援にきてくれたよ」など、読むと心が和むような内容を心がけているとのことです。
貴景勝は、あるテレビ番組のインタビューで母親についてこんな風に語っています。
ちっちゃいときから母親は、相撲に関して首を突っ込んできませんでした。自分のために食事をつくってくれたり、洗濯してくれたり……。外に出ればわかることなんですけど、当たり前と思っていたことが今振り返るとありがたかったなと感じています
参考：https://jisin.jp/sport/1725370/
この言葉からも、純子さんの献身的なサポートが貴景勝の相撲人生の大きな支えとなっていたことが伝わってきます。
純子さんは貴景勝が引退して湊川親方となった今でも、変わらぬ愛情を持って息子を見守り続けています。教育熱心で、時には厳しい面も見せる純子さんですが、息子の人生の選択を尊重し、陰ながら支え続けてきた姿勢は多くの人々の心に深く響くものがあるのです。
貴景勝（湊川親方）の新たな人生において、純子さんの存在は今後も大きな支えとなっていくことでしょう。相撲界の指導者として歩み始めた息子を純子さんは優しく、そして力強く見守り続けていくに違いありません。
コメント