この記事ではネコポスで利用できる封筒について、サイズや種類、選び方のポイントまで詳しく解説していきます。「どんな封筒が使えるの?」「サイズ制限は?」など、ネコポスを利用する際の疑問や不安を感じている方も多いはず。
ネコポスで使える封筒は意外と自由度が高く、市販の封筒からクッション封筒まで、条件さえ満たせばほとんどの封筒が利用可能なんです。
この記事では封筒選びのコツから梱包方法、さらには失敗しないための注意点まで、実践的なノウハウをご紹介します。
最小サイズや最大サイズの制限、重量制限など、守るべきルールを理解すればネコポスを使って効率的に荷物を送ることができます。
フリマアプリでの出品や個人での発送が多い方はこの情報を参考にすることで、より賢く、より経済的な配送が可能になりますよ。
ネコポスの基本情報
ネコポスはヤマト運輸が提供する配送サービスの一つです。小型・軽量の荷物を送るのにぴったりで、フリマアプリやオークションサイトの利用者、そしてヤマト運輸と契約を結んだ法人・個人事業主の皆さんが利用できるんですよ。
ネコポスの特徴として次のような点が挙げられます。
・全国一律料金で発送可能
・ポストに投函されるため、受け取り時に在宅の必要がない
・追跡サービスが利用可能
ネコポスの封筒に関する規定
ネコポスを利用する際の封筒については特定の専用封筒が必要というわけではありません。ですが、サイズや重量に関する制限があるので、それらを守る必要があるんです。
サイズ制限
ネコポスで利用できる封筒のサイズは以下の通りです。
・最小サイズ 縦23cm × 横11.5cm
・最大サイズ 縦31.2cm × 横22.8cm
・厚さ 3cm以内(フリマアプリ・オークションサイト利用者の場合)
・重さ 1kg以内
こういった制限内であればどのような封筒でも利用可能なんですよ。
封筒の種類
ネコポスで利用できる封筒の種類は実にたくさんあるんです。具体的には以下のような封筒が使えます。
・角形A4封筒
・角形3号封筒
・角形4号封筒
・角形5号封筒
・長形3号封筒
・長形2号封筒
市販の封筒でも問題なく使えるので、とても便利ですね。
封筒選びのポイント
ネコポスで使用する封筒を選ぶ際はいくつかの大切なポイントがあります。一緒に見ていきましょう。
最小サイズに注意
ネコポスには最小サイズの制限があるので小さすぎる封筒は使用できないんです。一例を挙げると、長形40号(A4用紙が横に四つ折りで入る大きさ)や長形4号(B5用紙が横に三つ折りで入る大きさ)の封筒は、最小サイズを下回ってしまうため使えません。
最大サイズに注意
大きすぎる封筒も使えないんですよ。たとえば角形2号封筒(縦33.2cm × 横24cm)は、ネコポスの規定サイズより大きいため、そのままでは使用できません。でも、工夫次第で何とかなることもあるので、
後ほど詳しくご説明しますね。
厚さと重さにも注意
封筒に入れる荷物の厚さが3cmを超えたり、重さが1kgを超えたりすると、残念ながらネコポスでは送れなくなります。そうなると宅急便扱いとなり、料金がぐっと高くなってしまうので要注意です。
封筒の工夫
ネコポスの規定サイズに合わせるため、いろいろな工夫ができます。私が特に便利だと思う方法をご紹介しますね。
大きい封筒の場合
角形2号封筒のように最大サイズをほんの少し超えてしまう封筒でも、ちょっとした工夫で対応できます。端を折ってテープで留めることで、ぴったりなサイズに調整できるんです。縦2cm、横1.2cm以上を折ってテープで留めれば、規定サイズ内に収まります。
小さい荷物の場合
送りたい商品がネコポスの最小サイズより小さい場合は、次のような方法で対応できます。
・大き目の封筒や袋に入れる
・ネコポス専用箱を使用する
大き目の封筒を使用する際は、中で荷物が動いて破損しないよう、プチプチなどの緩衝材で隙間をしっかり埋めることが大切です。
クッション封筒の利用
壊れやすい商品を送るときやより安全に荷物を届けたい場合は、クッション封筒を使うのがおすすめですよ。便利なクッション封筒には、主に3種類あるんです。
・エアクッション付き封筒(定番タイプ)
・紙製クッション封筒(環境配慮タイプ)
・耐水ビニールクッション封筒(丈夫なタイプ)
こういった封筒はネコポスのサイズ制限内なら問題なく使えます。個人的には、紙製クッション封筒がとても使いやすいと感じています。
ネコポス専用資材について
ネコポスには専用の封筒や箱は用意されていないのですが、サイズに合った資材が市販されているんです。そうした資材を使えば、サイズを気にせずに発送できて便利ですよ。
コンビニでの購入
セブンイレブンやファミリーマートといったコンビニエンスストアには、ネコポスにぴったりなサイズの箱や封筒が置いてあります。深夜でも購入できるのが魅力的ですね。
100円ショップでの購入
100円ショップにもネコポス用のダンボール箱や封筒が並んでいます。とは言っても、角形A4号封筒などは品薄のことがあるので、事前に確認しておくと安心です。
オンラインでの購入
ネット通販でもネコポス用の資材を手に入れることができます。加えて、メルカリなどのフリマアプリでは、専用の梱包資材が出品されていることも。じっくり比較検討できるのがいいですね。
封筒以外の梱包材
ネコポスでは封筒以外にもさまざまな梱包材を使うことができます。一例を挙げると
・段ボール箱
・紙袋
・厚手のビニール袋
・クッション付き封筒
このような梱包材を使う場合も、ネコポスのサイズ制限を守ることが欠かせません。失敗しないように、しっかり確認しましょう。
注意点
ネコポスを利用する際はいくつかの大切なポイントがありますので、しっかり押さえておきましょうね。
サイズオーバーに注意
サイズや重量が制限を超えてしまうと、ネコポスでの発送ができなくなってしまいます。発送時にサイズをチェックした時に規定サイズを超えていると、その場で「ネコポスでは送れません」と断られてしまう可能性があるんです。そうならないためにも、事前の確認が欠かせませんよ。
送れないものがある
ネコポスでは、以下のようなものは送ることができないので要注意です。
・現金や有価証券
・クレジットカードなどのカード類
・再発行が困難な書類(受験票、パスポート、車検証など)
・生き物
・危険物(花火、灯油、ガスボンベなど)
・冷凍・冷蔵が必要なもの
さらに、1梱包の価格が3,000円(税込)を超える荷物も送ることができないんですよ。意外と知られていない制限ですので、覚えておくと便利です。
日時指定不可
ネコポスは郵便受けに投函されるサービスなので、配達日時の指定はできません。とは言っても、ポストに入らずに持ち戻りになった場合の再配達では日時指定が可能になりますので、その時は指定できますよ。
梱包のコツ
ネコポスで荷物を送る際は、以下のような梱包のコツを覚えておくと、とても役立ちますよ。私も実際に使っているんですが、本当に便利なんです。
コンパクトに梱包
ネコポスは厚さ3cm以内に収める必要があるため、できるだけコンパクトに梱包することが鍵となります。具体的には以下のような工夫ができます。
・洋服などは薄手のビニール袋に入れる
・DVD・CD・ゲームソフトなどは緩衝材で包装する
・コスメ・アクセサリーなどはネコポスの大きさより一回り小さい紙袋に入れてからネコポスの段ボールに入れる
とは言っても、過剰に包装したり、無理に詰め込んだりすると、かえってサイズオーバーになる可能性があるので気を付けましょう。梱包は丁寧に、でも詰め込みすぎないのがコツですね。
破損防止
壊れやすいものを送る場合は破損防止のための工夫が必要不可欠です。一例を挙げると、以下のような方法があります。
・気泡緩衝材(プチプチ)などで補強梱包をする
・クッション封筒を使用する
・箱の中で商品が動かないよう、緩衝材で隙間を埋める
特に、クッション封筒は梱包の手間を省けるため、壊れやすいものを送る際に重宝しますよ。私も頻繁に利用していてとても便利だと感じています。
フリマアプリでの利用
メルカリやラクマなどのフリマアプリでネコポスを利用する場合は、いくつかの注意点があるので、一緒に見ていきましょう!
出品時の設定
フリマアプリで商品を出品する際、配送方法の設定が肝心なんです。メルカリを一例に挙げると、次のような設定が必要になります。
・「配送の方法」で「らくらくメルカリ便」を選択する
・「配送料の負担」で「送料込み(出品者負担)」を選択する
こういった設定をしっかり行うことで、スムーズにネコポスを利用できるようになります。私自身、設定を間違えて困った経験があるので、特に気をつけたいポイントですね。
QRコードの作成
商品が売れたら、次はQRコードの作成です。このQRコードがあればコンビニや郵便局での発送手続きがスムーズに進みます。とても便利なシステムなんですよ。
匿名配送
嬉しいことにフリマアプリでネコポスを利用すると自動的に匿名配送になります。購入者の住所が出品者に知られることはないので、安心して取引ができますね。
発送方法
ネコポスの発送方法は利用者によって2つのパターンに分かれます。
法人・個人事業主の場合
ヤマト運輸と契約している法人や個人事業主さんは、以下の手順で発送します。
- ヤマト運輸の営業所で契約する
- 「送り状発行システムB2クラウド」で送り状を発行する
- 宛名ラベルを貼って営業所に持ち込むか、集荷を依頼する
フリマアプリ・ネットオークション利用者の場合
個人がフリマアプリやネットオークションでネコポスを利用する場合は、とてもシンプルな手順です。
- 配送方法にネコポスを選択する
- QRコードを取得する
- セブンイレブン・ファミリーマート・ヤマト運輸の営業所・PUDOなどでQRコードを利用して発送する
ネコポスのメリットとデメリット
ネコポスのメリット
ネコポスにはたくさんの魅力的な特徴があるんです。
・送料が安い(全国一律料金)
・追跡サービスが利用できる
・ポストに投函されるため、受け取り時に在宅の必要がない
・匿名配送が可能(フリマアプリ利用時)
こういった特徴のおかげで小型・軽量の荷物を送る際にぴったりのサービスとなっているんです。
ネコポスのデメリット
とは言っても、気をつけるべき点もいくつかあります。
・サイズや重量の制限が厳しい
・送れないものがある(現金、カード類、貴重品など)
・日時指定ができない
・ポストに入らない場合は持ち戻りになる
このような制限事項を考慮しながら、荷物の内容や送付の緊急性に応じて最適な配送方法を選びましょう。
まとめ
以上、ネコポスで使える封筒について詳しく解説してきました。ネコポスはサイズや重量の制限はありますが、封筒の種類は意外と自由度が高く、市販の封筒からクッション封筒まで幅広く利用できることが分かりましたね。
特に重要なポイントは以下の3つです
・最小サイズ(縦23cm×横11.5cm)から最大サイズ(縦31.2cm×横22.8cm)、厚さ3cm以内、重さ1kg以内という制限を守ること
・壊れやすい商品の場合はクッション封筒やプチプチなどの緩衝材を活用すること
・フリマアプリでの利用時は配送方法の設定やQRコードの作成手順を確認すること
全国一律料金で追跡サービスも利用できるネコポスは小型・軽量の荷物を送るのに最適なサービスです。現金やカード類、貴重品などは送れない点や配達日時指定ができない点にも注意が必要です。
これから実際にネコポスを利用する際はこの記事で紹介した封筒選びのポイントや梱包のコツを参考に、安全かつスムーズな発送を心がけてみてください。適切な封筒選びと丁寧な梱包でより効率的な配送が可能になりますよ。
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