この記事では東京都墨田区の老舗「中華洋食食堂あゆた」について詳しくご紹介します。ランチタイムに「今日は中華にしようか、それとも洋食にしようか」と迷った経験はありませんか?そんな時に便利なのが、中華料理と洋食の両方を楽しめるあゆたです。
昭和49年から約50年もの歴史を誇るこの店舗は、2015年のリニューアルを経て、より快適で居心地の良い空間へと生まれ変わりました。
チャーハンやラーメンといった本格的な中華料理からハンバーグやオムライスなどの洋食まで、すべてのメニューが1000円前後というリーズナブルな価格で提供されています。
特筆すべきは都内でもわずか3店舗しかないという中華と洋食の両方を扱うスタイル。長年の経験を持つ店主の確かな腕と、創業以来守り続けてきた伝統の味でどちらのジャンルも本格的な味わいを楽しむことができます。
この記事を読めば一人でも家族でも気軽に立ち寄れる食堂との出会いが待っています。
中華洋食食堂あゆたの概要
中華洋食食堂あゆたは東京都墨田区石原1丁目36-2にある、歴史ある食堂です。昭和49年(1974年)から現在の場所で営業を続けており、約50年もの歴史を刻んできました。
店名からも分かる通り、中華料理と洋食の両方を提供する珍しいスタイルの食堂なんです。都内でもこの形態の店舗はたった3店舗だけだそうですよ。
東京慰霊堂の近くにある
— ちで吉 (@chidekichi) August 17, 2023
中華洋食食堂 あゆた
アツアツチキンライスのオムライスとわんたん麺
安いし美味い🤤💕
今度は麻婆チャーハンにしような🤤 pic.twitter.com/vDN1TQpgjj
店舗の特徴
あゆたの店舗は2階建てで、平成27年(2015年)10月にリニューアルオープンしました。外観はモダンな雰囲気で、内装も木のぬくもりが感じられる居心地の良い空間となっています。
店内の雰囲気は町中華というよりも定食屋さんといった趣で、男女問わず気軽に入れる雰囲気なんです。
座席数は38席あり、カウンター席が多いのが特徴です。一人でふらっと立ち寄って食事を楽しむこともできますし、グループでわいわい楽しむこともできますよ。
平日はビジネスマンやOLさん、週末は地元の方々を中心に賑わっており、老若男女問わず多くのお客様に愛されています。
メニューの特徴
あゆたのメニューは驚くほど豊富で中華料理と洋食の両方を存分に楽しむことができます。以下、主なメニューをカテゴリー別にご紹介していきますね。
中華料理
では、中華料理のメニューから詳しくご紹介していきますね。
チャーハン(730円)
パラっとした心地よい食感のチャーハンには、玉子、なると、グリーンピース、チャーシューなどの具材がたっぷり入っているんです。
醤油系の味付けで、程よい濃さがあってご飯がすすみます。付け合わせの中華スープも醤油ベースで優しい味わい。ボリュームも申し分なく、お腹いっぱいになりますよ。
今日の両国ランチ!
— KTR (@ktr666n) July 28, 2023
中華洋食食堂あゆたの…
麻婆炒飯!
メンチカツダブルトッピングぅ!!!
うんまい
うんまい😋 pic.twitter.com/8DPLuEMqoG
五目カタ焼きそば(850円)
具だくさんの五目カタ焼きそばはバランスの取れた逸品です。あんはとろみが強めですが塩味ベースでさっぱりとした味付けなので、最後まで飽きることなく食べられます。
揚げ麺は短めにカットされていて、食べやすいのが特徴。カリッと香ばしい麺とたっぷりの具材が絶妙なハーモニーを奏でています。
ソース焼きそば(750円)
懐かしい味わいのソース焼きそばはお祭りの屋台を思わせる親しみやすさが魅力です。シャキシャキのキャベツをはじめ、野菜がふんだんに使われており、青のりの香りも食欲をそそります。
リーズナブルな価格も魅力の一つ。サラリーマンからファミリーまで幅広い層に愛されている一品なんです。
タンメン(750円)
野菜の旨みがぎゅっと詰まったタンメンは優しい塩味のスープが特徴です。コショウがほんのり効いていて、食欲をかき立てますよ。中太のちぢれ麺は、スープとの相性抜群。白菜はとろけるように柔らかく、野菜本来の甘みを存分に感じられます。
冷やし中華(850円)
夏季限定の冷やし中華は見た目も美しい一品。チャーシュー、なると、わかめ、きゅうり、錦糸玉子、中華くらげ、紅しょうがなど、具材が贅沢に盛り付けられています。
タレは程よい酸味で爽やかさを演出。チャーシューや紅しょうがの風味が際立つ、暑い季節にぴったりの一皿です。
餃子(400円)
6個400円とお手頃価格の餃子はモチモチの皮に包まれた具材の旨みと、パリッとした焼き目が絶妙です。ニラの香りが食欲をそそり、ジューシーな肉汁と相まって、つい何皿も食べたくなってしまう美味しさ。ビールのお供にもぴったりですよ。
洋食
エビフライ・ハンバーグ定食(980円)
豪華な組み合わせが魅力の定食です。手作りハンバーグはジューシーで、マッシュルーム入りのデミグラスソースが肉の旨みを引き立てます。
大ぶりのエビフライはサクサクの衣に包まれ、プリプリの食感が楽しめます。デミグラスソースをつけて食べても美味。
付け合わせの目玉焼き、ポテトサラダ、キャベツサラダ(フレンチドレッシング付き)、冷奴に加え、ご飯と味噌汁まで付いてこの価格はとてもお得です。栄養バランスも良く、食べ応え抜群の人気メニューなんですよ。
メンチカツ定食(900円)
ボリューム満点の大きなメンチカツが2つも付いてくる贅沢な定食です。食べやすいように半分にカットされていて、肉の味付けも絶妙。ソースを付けなくても十分美味しく、黄身とろ〜りの目玉焼きを絡めて食べると、さらに深い味わいが楽しめますよ。
カツカレー(900円)
あゆたのカレーは町中華のカレーとは一味違う洋食屋ならではの味わい。デミグラスソースを思わせる深みのある味わいで、辛さは控えめです。
ご飯とサクサクのとんかつの上に、玉ねぎ、豚肉、グリーンピースが入った濃厚なルーがたっぷり。さっぱりとしたコールスローサラダと温かいスープが付いて、バランスの取れた一皿になっています。
オムライス(850円)
ふんわりとろける玉子に包まれたオムライスは昔ながらの喫茶店スタイル。中のチキンライスには、ジューシーな鶏肉と甘みの出た玉ねぎがたっぷり入っていて懐かしい味わいを楽しめます。
付け合わせのコールスローサラダとスープも相性抜群。優しい味わいに癒されること間違いなしです。
ふわとろオムドライカレー+とんかつ(1280円)
あゆた自慢の創作メニューがこちら。とろ〜りと柔らかなオムレツの中にはスパイシーなドライカレーがぎっしり。
周りを取り囲むカレールーは深い味わいで、揚げたてサクサクのとんかつと一緒に食べると、まさに至福の時間が過ごせます。好きなメニューが一度に楽しめる贅沢な一品として、多くのファンの心を掴んでいるんです。
中華洋食食堂あゆた@両国
— ライネ❖Elemental💤 (@FF14_elemental_) May 22, 2023
今日のディナーは通りすがりに見かけていて、前から気になっていたこちら。
中華と洋食どっちも食べられる街中華🍜
評判のふわとろデミオムライスをオーダー😋✨
スープとサラダ付き。
デミグラスソースは酸味を感じるトマトベースで、さっぱりしていて美味しかったです♪ pic.twitter.com/ZZrqQVSPBe
中華洋食食堂 あゆた
— あとむ (@kid0322v) February 20, 2024
ふわとろオムドライカレー、メンチカツトッピング
1,000円、280円#洋食#両国#オムライス#B級グルメ pic.twitter.com/mSIM1YAGES
その他のメニュー
モツ煮込(600円)
中華や洋食メニューに加えて、和の味わいも楽しめるのがあゆたの魅力。コクのある味噌味のモツ煮込はたっぷりのモツが入って食べ応え抜群です。ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のお供としても絶品。あったかい一品で心も体も温まりますよ。
キーマカレー(1日限定10食)
創業以来、店主の鮎田さんが誇りを持って作り続けているカレーは、なんと5種類も揃っているんです。中でも特に人気が高いのが1日限定10食のキーマカレー。
早い時間に売り切れてしまうこともあるので食べたい方は早めの来店がおすすめです。スパイシーでコクのある味わいは、リピーターを生む魅力的な一品となっています。
店舗の歴史と特徴
創業と発展
中華洋食食堂あゆたの物語は昭和36年(1961年)、現在の店主である鮎田信二さんのお父様(故 鮎田充さん)が文京区根津で「萬満亭」の扉を開いたところから始まります。その後、いくつかの場所を経て、昭和49年(1974年)に現在の墨田区石原に腰を据えることになったんです。
開店当初は「町中華」としてみんなに愛されるラーメンや炒飯といった中華料理がメインでしたが、カツ丼や親子丼、カレーライスなども提供していました。
年月が流れ、店舗の老朽化が進んできたことをきっかけに墨田区の制度融資を活用。平成27年(2015年)10月に装いを新たにリニューアルオープンし、店名も「中華洋食食堂あゆた」として生まれ変わりました。
店主の経歴
今の店主である鮎田信二さんは青春時代を野球一筋で過ごしてきた方なんです。大学からもスカウトの声がかかり、社会人チームからもお誘いがあったそうです。でも、プロの世界まで行くのは難しいと考え、新たな道を選択。調理師学校への入学を決意されたんですね。
調理師学校での学びを終えた後は銀座の由緒ある洋食店に就職。そこで働いていた時、先輩から「実家が店をやっているなら、絶対に継ぐべきだよ」というアドバイスをもらったことが、家業を継ぐ決め手となりました。
その後は神保町の洋食店でも腕を磨き、27歳で実家の店に戻ることになったんです。
リニューアル後の変化
リニューアル前はお客様の9割以上が男性で、工事現場で汗を流す方々や地元のおじさまがたが主なお客様でした。けれども、リニューアルを機に、お店の雰囲気が大きく変わり、家族連れやカップル、女性のお客様も気軽に立ち寄れる場所になりました。
さらに、リニューアル後は長年親しまれてきた中華メニューを大切に守りながら、鮎田さんが修行時代に培った洋食の技も存分に活かしたメニューを加えています。
おもしろいのは中華料理と洋食料理の注文がちょうど半々くらいだということ。お客様の好みやその日の気分に合わせて、幅広い選択肢を提供できるようになったんです。
店舗情報
基本情報
(店名)中華洋食食堂あゆた
(住所)〒130-0011 東京都墨田区石原1丁目36-2
(電話番号)03-3623-6229
営業時間
(月曜日から土曜日)
昼(11時から15時まで)
夜(17時から21時まで)
(定休日)日曜日・祝日
アクセス
(最寄り駅)
JR両国駅西口より徒歩8分
都営大江戸線西口第一ホテル川より5分
蔵前駅から626m
支払い方法
カード可(JCB、AMEX、Diners)
電子マネー可
QRコード決済可
お支払いは本当に便利で、PayPayや交通系ICなど多彩な方法に対応しています。うれしいことに、10回目のお食事で2250円引きになるポイントカードもご用意していますよ。
その他の情報
(席数)38席
(個室)無
(貸切)不可
(禁煙・喫煙)全席喫煙可
(予約)夜のみ予約可
あゆたの特徴と魅力
中華と洋食の融合
あゆたならではの魅力はなんといっても中華料理と洋食の両方が楽しめることです。これには素敵な裏話があるんです。
先代から受け継いだ中華料理の伝統に、現在の店主である鮎田さんが洋食店での修行で培った技術が見事に溶け合って、今のスタイルが生まれたというわけです。
この独特な組み合わせのおかげでお客様は一つの店で様々な味わいを楽しむことができるんですよ。ラーメンやチャーハンといった中華料理を味わいながら、ハンバーグやメンチカツ、キーマカレー、ポークソテーなどの洋食メニューも一緒に頼めるんです。これって、かなり贅沢な楽しみ方ですよね。
手頃な価格設定
あゆたの魅力は味だけじゃありません。ほとんどのメニューが1000円以下という親しみやすい価格設定なんです。そのため、学生さんからサラリーマン、ご家族連れまで、幅広い世代の方々が気兼ねなく利用できる、そんな温かい雰囲気の食堂となっています。
豊富なメニュー
中華と洋食、両方の世界を提供することで、あゆたのメニューはとても豊かな品揃えになっています。ラーメン、チャーハン、餃子といった中華の定番から、オムライス、ハンバーグ、カツカレーなどの洋食まで、一つの店でたくさんの料理を楽しめるというのが魅力です。
さらに素敵なのは、オムライスに関して言えば、懐かしい雰囲気の町中華風オムライスと、ふわふわとろとろの卵にデミグラスソースをかけた本格的な洋食屋さん風の2種類を用意しているんです。同じメニューでも違った味わいを楽しめる、そんな贅沢な選択肢があります。
創業当時からの味
あゆたでは、大切な伝統の味を今も守り続けているんです。特に自慢のカレーは店主の鮎田さんが「創業からずっと受け継いできた大切な味なんです」と、誇らしげに語るほどのこだわりよう。
なんと5種類ものカレーを用意していて、それぞれに個性的な味わいがあるんですよ。
快適な店内環境
中華洋食食堂あゆたは2015年10月にリニューアルを行い、とても居心地の良い魅力的な空間へと生まれ変わったんです。店内の雰囲気について、詳しくご紹介させていただきますね。
モダンで清潔感のある外観
リニューアル後の外観は、スタイリッシュさと温かみが絶妙なバランスで融合しているんです。既存の壁面は優しいウォームホワイトで塗り替えられ、それが明るく入りやすい印象と清潔感を演出しています。
黒で仕上げられた庇と、新しくなった「中華洋食食堂あゆた」のサイン、そして生成りの上品な暖簾が長年愛され続けてきた老舗ならではの品格を漂わせているんですよ。
温かみのある内装
店内全体は白と明るい色合いの木材を基調としているんです。そのおかげで、ほっと心が和むような温かな雰囲気が生まれています。この心地よい空間だからこそ、老若男女問わず、誰もが落ち着いて食事を楽しめるんですね。
1階の座席レイアウト
1階の座席は以前はカウンター席が中心だったのですが、リニューアルを機に大きく変更されました。家族連れやグループでも気軽に利用できるようテーブル席が増設されたんです。
そのおかげで、一人で来店される男性のお客様だけでなく様々な方々が利用しやすい空間になりました。加えて、壁面の一部にミントグリーンを取り入れることで女性のお客様にも親しみやすい、そんな素敵なアクセントになっているんですよ。
2階の雰囲気
リニューアルで新設された2階の客席は木のぬくもりがより一層感じられる空間になっています。通りに面した窓際の席には、オーナーの奥様と娘様が心を込めてディスプレイを施したカフェのような雰囲気があり、特に女性のお客様から人気を集めている席なんです。
多様な座席
店内には全部で38席が用意されていて、一人でも気兼ねなく利用できるカウンター席も充実しています。そのため、お一人様でも、グループでもそれぞれの人数や目的に合わせて快適に過ごせる工夫が施されているんですよ。
アンティーク家具によるレトロな雰囲気
内装には味わい深いアンティークな家具が随所に配置されています。このレトロな要素が、モダンな空間デザインと見事に調和して、独特の魅力を放つ空間を作り出しているんです。
昔ながらの良さと新しさが溶け合った、そんな居心地の良い空間で食事を楽しめるのも、あゆたならではの特徴と言えますね。
まとめ
東京都墨田区にある「中華洋食食堂あゆた」は、昭和49年から続く老舗食堂の新たな形を提案しています。2015年のリニューアルを経て、モダンで居心地の良い空間へと生まれ変わった店内では、中華料理と洋食の両方を楽しむことができます。
チャーハンや餃子といった本格的な中華料理からハンバーグやオムライスなどの洋食まで、豊富なメニューがほとんど1000円以下という手頃な価格で提供されています。特に創業以来受け継がれてきたカレーは5種類もの品揃えで、店主の誇りとなっています。
38席の店内には、一人でも気軽に利用できるカウンター席や家族連れにも対応できるテーブル席が設けられており、老若男女問わず幅広い層のお客様に愛されています。
都内でも珍しい中華と洋食の両方を扱う食堂として、地域の人々の食事処として大切な役割を果たしています。
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