この記事では福岡の屋台文化を代表する名店「屋台けいじ」の魅力を徹底的にご紹介します。本格的な博多ラーメンや創作料理を求めて、どの屋台に行くべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
1991年の創業以来30年以上にわたり、警固四つ角で愛され続けている屋台けいじは2代目大将の安部雄太さんが宮大工の腕を活かし、2023年3月に神社建築を取り入れた粋な外観にリニューアル。650円からの本格博多ラーメンをはじめ、路端焼きや季節の創作料理まで、バラエティ豊かなメニューを提供しています。
さらに、保留ラーメンやレディースデイなど従来の屋台の枠を超えた革新的な取り組みも実施。クレジットカードや電子マネーにも対応し、初めての方でも気軽に立ち寄れる雰囲気づくりを心がけています。
この記事を読めば福岡が誇る屋台文化の新たな魅力を発見でき、友人や家族との素敵な思い出作りにぴったりのお店を見つけることができるでしょう。伝統と革新が見事に調和した屋台けいじで忘れられない博多の夜を過ごしてみませんか。
屋台けいじの概要
福岡市中央区赤坂1-1-29に佇む「屋台けいじ」は地元の人々に愛されている名物屋台なんです。1991年9月の創業以来、警固四つ角で30年以上も変わらぬ味を提供し続けていますよ。現在は2代目の大将である安部雄太さんが切り盛りしており、多くのお客様から親しまれています。
博多移動飲食業組合に所属する「屋台けいじ」は2023年3月に素敵なリニューアルを果たしました。なんと、安部さんが宮大工としての腕前を活かして、神社建築の要素を取り入れた粋な外観に生まれ変わったんです。私個人としては伝統と革新が見事に調和した空間づくりに感動を覚えましたね。
営業情報
営業時間と定休日
夕暮れとともに灯りがともる「屋台けいじ」は19時から翌2時まで営業しています。お客様には25時30分までにラストオーダーをお願いしているそうです。定休日は日曜日、月曜日、火曜日。雨の日もお休みになりますので、ご注意くださいね。
アクセス
「屋台けいじ」への行き方はとってもカンタン!
- 西鉄バス「警固町」バス停すぐ
- 地下鉄空港線赤坂駅から徒歩5分
- 警固四つ角(国体道路 けやき通り入口)近く
メニューと料理
「屋台けいじ」では博多の伝統の味から創作料理まで、バラエティ豊かなメニューが楽しめます。
主要メニュー
- 博多ラーメン 650円
- 博多担々麺 850円
- チャーハン 580円
- 焼きラーメン 750円
- 博多一口餃子 580円
- ズリピーマン 580円
- 肉野菜炒め 580円
- 大葉焼きおにぎり 480円
- 自家製燻製 各種380円
- 屋台おでん 各種160円
- 土鍋炊きご飯 一合680円
- 明太子 380円
- 梅ヶ枝餅 230円
人気メニュー
看板メニューの博多ラーメンはこだわりが詰まった一杯なんです。豚骨と鶏ガラを7対3の割合で野菜と一緒にじっくり炊き上げたスープは、一晩寝かせて余分な脂を取り除くという手間ひまかけた逸品。お酒を楽しんだ後の〆にぴったりですよ。
さらに「路端焼き」と呼ばれる炉端焼きも見逃せません。肉や魚、野菜など種類が豊富で、ひと手間加えた調理法が魅力。燻製にした後に炙ったり、スキレットでごま油香る焼き加減を楽しんだり。職人技が光る一品です。
季節メニュー
季節の移ろいを感じられるメニューも充実しているんです。具体的には、月から5月頃の肌寒い季節限定で提供される屋台おでんは、体の芯から温まりますよ。土鍋炊きご飯では旬の食材を使った季節の炊込みご飯も用意されています。
こだわりの食材
「屋台けいじ」では福岡・九州産を中心とした国内産の食材にこだわっているんです。土鍋炊きご飯には福岡県産の「夢つくし」を使用し、明太子は福岡の誇る「ふくや」の製品を、梅ヶ枝餅は太宰府の名店「かさの屋」の製品を使用。地元の味がたっぷり詰まっています。
店舗の特徴
神社建築を取り入れた外観
2023年3月にリニューアルした屋台けいじの新しい店舗は、神社のような風情漂う外観が印象的です。屋根に並ぶ鰹木や屋台内の柱には伊勢神宮の神殿に使われていた御用材が使用されており、建物の形そのものも伊勢神宮の様式を大切に受け継いでいます。
安部さんは「古くから神社は人々が集まり、交流が生まれるところでした。この屋台も昔の神社のように近所の人たちが気軽に立ち寄れる場所でありたいと思い、神社建築を取り入れました」と語ってくれました。私自身、この発想がとても素敵だなと感じています。
屋台けいじのあべちゃんと再会出来ました😀
— 屋台ラーメン宮ちゃん@埼玉久喜 (@miyachan_kuki) September 18, 2024
元気そうで良かったです!
では埼玉に帰ります。
楽しかったー pic.twitter.com/AFpRniDo11
店内の雰囲気
屋台けいじの店内は、12席のこじんまりとした空間となっています。畳生地のイスを採用するなど、和の趣を大切にした空間づくりがなされているんです。さらに魅力的なのは、店内に設置された囲炉裏と自在鉤。南部鉄器の鉄鍋を吊るして、情緒豊かな鍋料理を提供しているんですよ。
福岡行ったら 屋台けいじに行ってみます^^ pic.twitter.com/V5S7qtCRMV
— 糸数美樹の弟役♫ (@itokazukun) January 22, 2025
支払い方法
屋台けいじでは現金だけでなく、以下のような多様な支払い方法に対応しています。
- クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
- 電子マネー(交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay)
- QRコード決済(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY)
店主について
屋台けいじの現在の店主である安部雄太さんは二代目の大将として約7年にわたってお店を切り盛りしています。おじにあたる先代から屋台を受け継いだ安部さんは、実は多彩な顔を持つ魅力的な人物なんです。
フランス料理人や宮大工としての経験を持つ安部さんは、現在も系列飲食店の運営を手がける傍ら、宮大工としての仕事も続けているそうです。盛り付けの美しさや演出にはフレンチでの経験が存分に活かされています。
満席が続き、時には行列ができる人気店を、ひとりで手際よく切り盛りする姿からは、プロフェッショナルとしての誇りが感じられます。
屋台けいじの理念と取り組み
地域社会への貢献
屋台けいじは地域社会への貢献と還元を何よりも大切にしています。行政管理のもと、福岡の公共の道路や敷地を間借りしている立場として、地元の方々に愛されるお店づくりを心がけているんです。
屋台文化の継承
安部さんは、博多の屋台文化を次世代へと受け継ぎ、お客様の笑顔を守るため、素晴らしい屋台文化を世界へと発信することを目指しています。
世界中の人々が博多の食を楽しみ屋台文化への理解を深め、そして未来を担う子供たちが笑顔でワクワクするような食文化を世界へ伝えていく。そんな素敵な目標を掲げているんです。
保留ラーメン
屋台けいじならではの心温まる取り組みが「保留ラーメン」です。来店者の寄付により12歳以下の子どもへ無料ラーメンを提供する、地域貢献を意識した素敵な企画となっています。
レディースデイとハッピーアワー
屋台にはめずらしいレディースデイやハッピーアワーといった企画も実施中。より多くの方々に屋台文化の魅力を知っていただくための工夫の一つとしてとても好評をいただいているそうです。
屋台けいじの評判
屋台けいじは地元の人々や観光客からとても高い評価を得ているんです。
料理の評判
数多くの口コミで屋台けいじの料理の美味しさが絶賛されています。
お客様からは
「はっきり言って、どれも美味しい!天神から30分かけて出向く価値アリ!」
という声や
「けいじのラーメンはとても美味いです。王道博多の豚骨ラーメンです。博多屋台のラーメンでも私個人的には一、ニをあらそう美味さです。程よい濃厚さ豚骨加減です!」
といった温かい評価が寄せられているんですよ。
参考:https://paypaygourmet.yahoo.co.jp/place/g-tQteLUIcmJg/review/
雰囲気の評判
お店の雰囲気もみなさんから大好評なんです。
「どの料理もおいしくて、1人で店主さんが忙しくされながらもお喋りしてくださり、常連さんも仲良くお喋りしてくれアットホームな屋台です」という声が聞かれます。
加えて、新しい店舗のデザインについても神社建築を取り入れた斬新な外観が、通りすがりの人の目を引く存在となっているんですよ。
人気の理由
屋台けいじの人気の理由として、以下のような点が挙げられています。
- 料理の美味しさ
- 気さくなイケメン店長の人柄
- アットホームな雰囲気
- 独特な店舗デザイン
- 多様なメニュー
- 地域貢献への取り組み
屋台けいじの歴史
屋台けいじは1991年9月に創業し、創業者の土井敬治さんによって生み出されました。それ以来、30年以上の長きにわたって警固四つ角で営業を続けているんです。
創業以来、博多の屋台文化を守るため何度もカタチを変えながら、さまざまな困難を乗り越えてきました。屋台特有の規制やルールに翻弄され、雨や風の影響を受け営業すら思うようにできない日もあったそうです。
2023年3月には店舗を一新し、神社のような趣のある店構えに生まれ変わりました。この新しい店舗は現在の店主である安部雄太さんが情熱を込めて自ら手がけたものなんです。
福岡の屋台文化における屋台けいじの位置づけ
屋台けいじは福岡の屋台文化を代表する存在として、多くの人々から愛されています。福岡市内には中洲・天神などの繁華街を中心に約100軒の屋台が軒を連ねていますが、その中でも屋台けいじは特別な存在として輝いているんです。
福岡は日本で唯一、屋台基本条例を制定し、屋台を福岡の守るべき文化として保護した日本全国初の政令都市なんです。屋台けいじはこの素晴らしい福岡の屋台文化を体現し、次世代へと継承する重要な担い手となっています。
安部さんは「博多の屋台文化を次の世代へと受け継ぎ、お客様の笑顔を守るため、大切な屋台文化を世界へと伝えていきます」と熱く語っており、屋台けいじが単なる飲食店ではなく、文化の担い手としての使命感を持って営業していることが伝わってきますね。
屋台けいじの今後について
屋台けいじは伝統的な屋台文化を大切に守りながらも、新しい取り組みにも積極的にチャレンジしているんです。一例を挙げると、神社建築を取り入れた新しい店舗デザインや、保留ラーメン、レディースデイ、ハッピーアワーなどの企画は従来の屋台のイメージを超えた革新的な試みとして注目を集めています。
安部さんは、「世界中の人々が博多の食を楽しみ、屋台文化を理解し、好きになってくれるように。そして、未来の世界を担う子供達が笑顔でワクワクするような食文化を世界へ伝えていきます」と夢を語っており、屋台けいじが今後も福岡の屋台文化を世界に発信する架け橋となっていくことでしょう。
さらに、地域社会への貢献と還元を大切にする姿勢はこれからも変わることなく続いていくと考えられます。「古き良き日本の暮らし方を見直し、提案していきます」という言葉からも、屋台けいじが単なる飲食店としてだけでなく、地域社会の中で頼もしい存在であり続けようとする強い意志が感じられるんです。
まとめ
福岡・警固四つ角で30年以上愛され続ける「屋台けいじ」は、伝統と革新が見事に調和した博多の名店です。2代目大将の安部雄太さんは宮大工の腕を活かして2023年3月に神社建築を取り入れた粋な外観にリニューアル。
地域貢献にも熱心で12歳以下の子どもに無料ラーメンを提供する「保留ラーメン」制度やレディースデイ、ハッピーアワーなど、従来の屋台の枠を超えた取り組みも実施。クレジットカードや電子マネーにも対応し、誰もが気軽に立ち寄れる雰囲気づくりを心がけています。
福岡の屋台文化を世界に発信する架け橋として、これからも多くの人々の笑顔と思い出を作り続けることでしょう。
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