この記事では兵庫県神戸市須磨区の隠れた名店「和食堂まるさ」をご紹介します。朝食や昼食の選択肢に困っている方、家庭的な味を求めている方に、心温まる解決策をお届けします。
店主・山縣淑美さんが一人で切り盛りするこの食堂は朝6時からの営業で、450円からという驚きの価格で栄養バランスの取れた定食を提供しています。
毎日市場から仕入れる新鮮な食材と、丁寧な手仕事で作られる家庭料理はまるでお母さんの味。常連客のための「マイ箸」文化や完全予約制の夜の営業など、独自のサービスも魅力です。
板宿駅から徒歩3分という好立地で15年以上にわたり地域の食文化を支え続けているこの店で、あなたも心も体も満たされる素敵な食事時間を過ごしてみませんか。
和食堂まるさの基本情報
兵庫県神戸市須磨区大田町4-4-17に佇む和食堂まるさは地元の皆さんに親しまれている温かみのある食堂なんです。
小さな店構えながらも、家庭的な雰囲気が漂う素敵な場所で私も思わず長居したくなってしまいそうな居心地の良さを感じます。
営業時間と定休日
和食堂まるさの営業時間についてご紹介させていただきますね。
- 月曜日から水曜日、金曜日、土曜日 6:00〜13:30
- 朝定食 6:00〜10:30(または11:30)
- 昼定食 11:00〜13:30(または11:30〜13:30)
お店は毎週木曜日、日曜日、そして祝日がお休みとなっているんですよ。さらに気を付けていただきたいのが、夏期はお休みを取られているということ。暑い季節には営業されていないので、訪問前に営業状況を確認することをおすすめします。
アクセス
和食堂まるさへの行き方です
- 神戸市営地下鉄西神線 板宿駅から徒歩3分(180m)
- JR山陽本線(神戸線)(神戸~姫路) 鷹取駅から徒歩8分(630m)
- 山陽電鉄本線 東須磨駅から徒歩12分(900m)
特に板宿駅からはゆっくり歩いても3分程度で到着できる距離なので、通勤や通学の途中に立ち寄るのにぴったりですね。
朝早くから営業しているので、朝ごはんを食べに行くのもおすすめです。駅から近いとはいえ、初めて訪れる方は地図アプリで確認しながら行くと安心ですよ。
店舗の歴史
和食堂まるさは2008年1月5日にオープンしました。それ以来、地域に寄り添い、皆様の食卓を支え続けてきた歴史があります。
15年以上もの間、地域の皆様に愛され続けているのはきっと料理の美味しさはもちろん、心のこもったサービスがあってこそだと思います。
店内の雰囲気
和食堂まるさは、とても小さな、でもそれがかえって魅力的な店内が特徴なんです。個人的には、こじんまりとした空間だからこそ生まれる温かな雰囲気が素敵だなと感じています。
座席数
店内の座席数は以下の通りです。
- カウンター席 4席
- テーブル席 3席
わずか7席という小規模な食堂なのですが、そのコンパクトさがかえって居心地の良さを演出しているんですよ。お客さんとの距離が近いからこそ、まるで我が家のような親しみやすい雰囲気が漂っているんです。
店内の様子
常連さんのために「マイ箸」が用意されているところにこの店の温かみが感じられます。長年通い続けるお客さんが多いというのもこの店の魅力を物語っているのではないでしょうか。さらに、壁には間寛平さんのサインが飾られていて、ちょっとした話題作りにもなっています。
店内に一歩足を踏み入れるとどこか懐かしい雰囲気と、ほっとするような和みの空間が広がっているんです。カウンター越しに聞こえてくる調理の音やお客さん同士の和やかな会話が、この店ならではの心地よい空間を作り出しています。
メニュー
和食堂まるさのメニューは朝定食と昼定食を中心としたラインナップで、地域の皆さまに愛されています。毎日通いたくなるような、親しみやすい価格設定も魅力の一つですね。
朝定食
朝定食は和食堂まるさの看板メニューとして多くのお客様から支持されています。朝から元気に過ごすための、栄養バランスの取れた内容となっているんです。
- 価格 450円〜550円(時期により変動)
- 内容 ご飯、味噌汁、おかず3品
- おかずは12種類ほどから選択可能
- ご飯のおかわり自由
朝定食の特徴としてお好みのおかずを自由に選べる点が魅力的です。卵料理は注文を受けてから丁寧に調理されるなど、心温まるサービスが提供されています。私自身、この心配りが素晴らしいと感じています。
昼定食
昼定食はボリューム満点でお財布に優しい価格帯。お腹いっぱい食べたい方にぴったりです。
- 3品 500円
- 4品 600円
- 5品 700円
昼定食にはほっと落ち着く味わいの味噌汁と、香り高いご飯、さっぱりとしたお漬物が付いてきます。
おかずの種類
和食堂まるさではバラエティ豊かなおかずが日替わりで登場します。一例を挙げると、以下のようなメニューが楽しめます。
- 焼魚(塩サバ、塩シャケなど)
- ほうれん草のゴマあえ
- スパゲティ
- ハムのサラダ
- きゅうりともずく・シラスの酢物
- チンゲン菜とシーフードの中華炒め
- 白菜と豚のたいたん
- おでん(大根、平天、ごぼ天、厚揚げ、玉子、こんにゃくなど)
- プルコギ
- 手羽元のやわらか煮
- 豚のしょうが煮
- 目玉焼き・だし巻き
- たまごかけご飯(蘭王)
- 鰹ぽん酢
- 鶏皮ぽん酢
- キムチ
さらに、季節限定のメニューも登場することがあり、訪れるたびに新しい発見があるのも楽しみの一つです。
お弁当
和食堂まるさでは手軽に楽しめるお弁当の販売も実施中。職場や学校へのお持ち帰りにぴったりです。
- 3品 450円
- ボリュームアップ 600円〜650円
お弁当を注文する際はお弁当箱の持参が必要となります。
店主について
和食堂まるさの店主である山縣淑美さん(2025年時点で75歳)は、お一人で店を切り盛りする素敵な女性です。毎朝4時という早い時間から料理の準備を始める姿には頭が下がる思いですね。
店主の料理へのこだわり
山縣さんは家庭料理のような温かみのある料理を提供することに情熱を注いでいます。具体的には、なすびの煮びたしを作る際には、色鮮やかさを保つために油で揚げてから炊くといった工夫を凝らしているんです。
そんな細やかな気配りがお客様の心と胃袋を満たしているのかもしれません。
常連客の様子
和食堂まるさにはたくさんの常連客が通っているんですよ。朝6時の開店と同時に来店する熱心なお客様もいらっしゃるほど。そこにはきっと山縣さんの心のこもった料理と、温かな人柄に惹かれる理由があるのでしょうね。
マイ箸の文化
とても興味深いのが常連客のための「マイ箸」文化です。山縣さんが「レギュラー(常連)」と認めた方には、専用の箸が用意されるそうなんです。こういった心遣いがお店の雰囲気をより家庭的で温かいものにしているのだと思います。
常連客の声
さらに印象的なのがある常連客の方の話です。定年後に調理師免許を取得され、現在は梅田の中華料理店で働いているという、新しい人生を歩まれている方なんです。
この方は「自分なりに栄養バランスを考えて」メニューを選んでいるとおっしゃっています。こうした常連客の皆さんの様子からも、和食堂まるさが単なる食事処以上の人生の楽しみの場となっていることが伝わってきますね。
料理の特徴
和食堂まるさの料理はお母さんの手作りのような温かみのある味わいが特徴なんです。
味付けの特徴
- 塩鯖は皮がパリッと焼かれ、塩加減が絶妙
- 塩分が強すぎないため、塩分を控えめにしたい人にも好評
- 肉じゃがは甘めの味付けでしっかりと味が染みている
- 麻婆豆腐はピリ辛具合が丁度良く、ご飯が進む
食材へのこだわり
毎日市場から仕入れる新鮮な食材にはとてもこだわりがあるんですよ。初鰹を使用するなど、旬の食材を大切にしているんです。
さらに、じっくりと煮込んだおでんはやわらかくて味がしみしみ。そして何より、ピカピカに炊き上がったごはんの美味しさはお客様からの評価が特に高いんです。
価格帯
和食堂まるさの価格帯はとてもリーズナブル。お財布に優しい価格設定で毎日通えちゃうほどなんです。
朝定食
- 400円〜550円
昼定食
- 3品 500円
- 4品 600円
- 5品 700円
お弁当
- 3品 450円
- ボリュームアップ 600円〜650円
こういった価格帯は、この地域の食堂としてはかなり良心的だと評判なんです。お腹いっぱい美味しいものが食べられて、しかもこのお手頃価格! 学生さんからサラリーマンの方まで幅広い層のお客様に喜ばれているんですよ。
特別なサービス
和食堂まるさには通常のメニューに加えて、とても魅力的な特別サービスがあるんです。私自身、このようなきめ細やかなサービスがある食堂は珍しいと感じています。
宴会・行事向けサービス
お花見や会合、さまざまな行事の際にはお客様の予算に合わせて柔軟に対応してくれるんですよ。楽しい思い出作りのお手伝いをしてくれる、そんな温かみのある食堂なんです。
夜の営業
昼間は一般営業をしていますが夜には趣がガラリと変わります。完全予約制(貸切)での営業となり、長年のご贔屓のお客様だけが予約できる、ちょっと特別な空間に生まれ変わるんです。
周辺情報
和食堂まるさはアクセス抜群の神戸市須磨区に位置しています。周辺には以下のような便利な駅があります。
- 板宿駅(神戸市営地下鉄西神線)
- 鷹取駅(JR山陽本線)
- 東須磨駅(山陽電鉄本線)
こういった交通の便の良さから、朝は通勤途中のサラリーマンで賑わい、お昼には近所の主婦の方々が集まる、そんな地域の憩いの場となっているようです。
駅からのアクセスが良好なため、遠方からわざわざ足を運ぶお客様も少なくないんですよ。
まとめ
和食堂まるさは兵庫県神戸市須磨区に位置する、地域に愛される老舗食堂です。2008年の開業以来、山縣淑美さん(75歳)が一人で切り盛りし、朝6時からの営業で地元の人々の胃袋を満たしています。
店内はカウンター4席、テーブル3席という小規模な造りながら常連客のための「マイ箸」文化があるなど、アットホームな雰囲気が特徴です。朝定食(450円〜550円)と昼定食(500円〜700円)を中心に、家庭的で温かみのある料理を提供しています。
板宿駅から徒歩3分という好立地で毎日市場から仕入れる新鮮な食材へのこだわりと、手頃な価格設定が魅力です。夜は完全予約制の貸切営業も行っており、15年以上にわたり地域の食文化を支え続けている、まさに地域の憩いの場となっています。
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