現金書留の封筒はなんでもいい?封筒選びから料金まで徹底解説

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この記事では「現金書留」について、封筒の選び方から具体的な送り方まで、誰でも簡単に利用できるポイントをわかりやすく解説していきます。

「専用の封筒を使うべき?」「普通の封筒でも大丈夫?」など、現金書留を利用する際の疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。現金書留には専用封筒の使用が推奨されていますが、状況に応じて普通の封筒を使用することも可能なんです。

現金書留の基本的な仕組みから料金体系、送付時の注意点、さらには便利なオプションサービスまで、知っておくべき情報を徹底的に解説します。

郵便局員が教えてくれないような細かいポイントもお伝えしますので、初めての方でも安心して利用することができます。

この情報を押さえておけば大切なお金を確実に相手に届けることができ、送付時のストレスも軽減できます。現金書留をもっと身近で便利なサービスとして活用していきましょう。

目次

現金書留専用封筒の基本

現金書留を送る時には郵便局で販売されている専用の現金書留封筒を使うのがおすすめです。この専用封筒にはいくつかの特徴があるんですよ。

専用封筒の種類とサイズ

現金書留専用封筒には2種類のサイズがあります。

  • 小さいサイズ(定形郵便) 縦19.7cm×横11.9cm
  • 大きいサイズ(定形外郵便) 縦21.5cm×横14.2cm

どちらのサイズも郵便局の窓口で1枚21円で購入できます。とってもリーズナブルですよね。

専用封筒の特徴

専用封筒には使いやすさを考えた特徴がいくつかあります。

  • 封筒の表面には「お届け先」と「ご依頼主」の記入欄があります
  • 封筒の裏面には割印または署名を行う場所が指定されています
  • 内封筒が付属しているので安心です

普通の封筒での送付可能性

基本的には専用封筒を使うのがベストですが状況によっては普通の封筒を使うこともできるんです。

普通の封筒を使用できる条件

以下のような場合は普通の封筒でも現金書留を送ることができます。

  • 現金書留専用封筒に入りきらない大きさの場合
  • 郵便局の窓口で現金書留扱いにする場合

普通の封筒使用時の注意点

普通の封筒を使う時はいくつか気をつけることがあります。

  • 封筒の表面に赤字で「現金書留」と明記する必要があります
  • 封筒の裏面の貼り合わせ箇所すべてに割印または署名が必要です
  • 郵便局の窓口で発送手続きを行いましょう

私個人としては、やはり専用封筒を使うのが一番安心だと思います。普通の封筒を使うと、どうしても記入漏れや手続きの漏れが出やすいですからね。

現金書留封筒の仕様変更

2021年に現金書留用封筒の仕様が新しくなりました。利用者の皆さまからいただいた「使い方がちょっと分かりづらいな」という声を参考に、より使いやすい形へと生まれ変わったんです。

新仕様の特徴

  • 封筒が二重から一重になりシンプルに
  • 封をする位置が3か所から2か所に減少
  • 住所や名前を書く欄が見やすく大きく
  • 裏面の注意書きに英語を追加
  • 紙の質感が変わり、温かみのある茶色に

現金書留の送り方

現金書留を出すときの手順をご紹介します。意外と簡単なんですよ。

送付の手順

  1. まずは郵便局の窓口で専用封筒をゲット
  2. 届け先と送り主の住所、名前、電話番号をしっかり記入
  3. お金を入れて丁寧に封をします
  4. 決められた2か所に割印を押すかサインを入れます
  5. 郵便局の窓口かゆうゆう窓口で料金を支払って完了です

送付時の注意点

気をつけていただきたいのは現金書留は必ず郵便局やゆうゆう窓口から送る必要があるということ。コンビニからは送れませんし、街中のポストに投函することもできません。安全のため、きちんと窓口で手続きを済ませましょう。

現金書留の料金

料金は基本料金と送る金額に応じた追加料金で決まります。とても分かりやすい仕組みになっていますよ。

基本料金

封筒の大きさと重さで料金が変わってきます。

小さいサイズ(定形郵便)の場合は

  • 25g以内なら84円
  • 50g以内なら94円

大きいサイズ(定形外郵便)だと

  • 50g以内で120円
  • 100g以内で140円
  • 150g以内で210円
  • 250g以内で250円
  • 500g以内で390円
  • 1kg以内で580円

となっています。

損害要償額に応じた追加料金

基本料金に加えて送る金額によって追加料金が必要になります。

  • 1万円までなら435円
  • 1万円を超えると、5,000円ごとに10円追加されます

現金書留の特徴と制限

現金書留にはどんな特徴や制限があるのか、詳しく見ていきましょう。

送付可能な内容物

日本の紙幣と硬貨を送ることができますが外国のお金や古いお金は送れないんです。うれしいことに、お金以外の物や手紙を一緒に入れることもできますよ。

損害要償額の上限

もし何か問題が起きた場合の補償額には上限があります。現金書留の場合は50万円までが補償の対象となります。でも、金額をきちんと申告していないと、補償額は1万円までになってしまうので要注意です。

商品券・金券の取り扱い

商品券やプリペイドカードだけを送るのは現金書留ではできません。ですが、現金と一緒に送る場合は大丈夫なんです。とても便利ですね。

現金書留と他の書留の違い

現金書留、一般書留、簡易書留には、それぞれ個性的な特徴があるんですよ。

現金書留の特徴

現金を送るための特別な一般書留です。専用の封筒を使うのが基本で、日本円の紙幣・硬貨だけを送ることができます。安全性が高いのが特徴です。

一般書留の特徴

5万円を超える商品券や有価証券、貴重品、貴金属などを送りたい時に最適です。普通の封筒を使えるので手軽です。

簡易書留の特徴

契約書類や相手に届いたことを証明したい書類、5万円までの商品券や小切手などを送る時に便利です。こちらも普通の封筒でOKです。

現金書留のオプションサービス

現金書留には便利なオプションサービスがたくさんあります。

速達

重さによって料金が変わってきます。

  • 250gまでは260円
  • 1kgまでは350円
  • 4kgまでは600円

配達日時指定

配達日を指定する場合の追加料金は以下の通りです。

  • 平日指定は32円追加
  • 土曜日・日曜日・休日指定は210円追加

配達時間帯も指定できて、3つの時間帯から選べます。

  • 午前(8時から12時まで)
  • 午後(12時から17時まで)
  • 夜間(17時から21時まで)

配達時間帯指定料金は荷物の重さで変わります。

  • 250g以内なら340円
  • 1kg以内なら440円
  • 4kg以内なら710円

本人限定受取

受取人本人だけに受け取ってほしい時は本人限定受取を指定できます。料金は105円かかります。

現金書留の保管期限

受取人が不在で届けられなかった場合はどうなるのでしょうか?配達郵便局で7日間保管されます。その間に受け取りがない場合は差出人に返送されることになります。

現金と物品を一緒に送る方法

現金と物品を一緒に送りたい時も安心です。定型郵便物か定形外郵便物を現金書留扱いにすることができます。サイズと重さには制限があり、重さ4kg以内、一辺60cm以内、幅と奥行きと高さの合計が90cm以内におさめる必要があります。

料金は定形または定形外の郵便物料金に現金書留料金を足した金額になります。

現金書留の代替手段

現金書留以外にもお金を送る方法はありますよ。

郵便為替

郵便局で現金を払い込んで為替証書を郵送する方法です。受取人は最寄りの郵便局で現金化できます。手数料が現金書留より安くなることもありますよ。

銀行振込

銀行口座間で直接送金する方法です。手数料が現金書留より安いことが多く、受取人の口座情報があれば簡単に送れます。私も普段はこの方法をよく使います。

状況に応じて最適な方法を選べるのが嬉しいですね。とくに、振込の場合は送料が現金書留より安くなることが多いので、検討する価値があります。

まとめ

現金書留の送り方は思ったより簡単です。専用封筒(21円)を使用するのが最も安全で確実な方法となります。封筒には小サイズ(定形)と大サイズ(定形外)の2種類があり、用途に応じて選択できます。

基本料金は封筒の大きさと重さによって84円から580円まで設定されており、さらに送金額に応じて追加料金(1万円まで435円、以降5,000円ごとに10円追加)が必要です。

重要なポイントとして

  • 専用封筒の使用が推奨されますが、状況により普通の封筒も使用可能
  • 必ず郵便局窓口での手続きが必要
  • 損害補償は50万円まで
  • 配達日時指定や本人限定受取などの便利なオプションサービスも利用可能

現金書留は確かに銀行振込と比べると手数料が高めですが、現金と物品を一緒に送れる点や細かい金額でも送付できる点が特徴です。状況に応じて郵便為替や銀行振込など、最適な送金方法を選択することをお勧めします。

初めて利用する方もこの記事の手順に従えば安全確実に送金できます。大切なお金を送る際はぜひこの情報を参考にしてみてください。

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